http://blog.reysol.co.jp/news/2011/012530.html
どういった経緯で事件が発生したのか?、傷害の程度がどの程度のものだったのか?、詳細がわかりませんが、刑事事件に発展したという事実は大きいですし、それに対して処分をおこなうことは妥当だと思います。
チーム解散が話題となってますが・・それ以上に気になったのがオフィシャルBLOGの下記文面(一部抜粋)
本件を踏まえ、当クラブは「試合運営管理規定」「観戦ルール」の改定を行います。
「太鼓」以外の鳴り物は持ち込みおよび使用を禁止とし、サイレンを鳴らしての入場などを禁止します。それ以外にも相手のコーナーキック時に走りこんでの威嚇や、裸(パンツ・ふんどし姿など)での応援、また、応援中に水をまく行為など、特定のサポーターグループによる特殊な応援や活動全般を禁止します。応援とは、ゲームを楽しむ人たちを高揚させるものであって、萎縮させるものであってはならない、一部集団の自己満足の場所であってはならないと考えます。今後はこれらに類する行為があった場合は、厳正に対応させていただく所存です。
要するにいままで柏レイソルのゴール裏で行われてたパフォーマンス一切を禁止する、ということです。
自分は浦和のサポーターですが・・・この改定、本当にいいのでしょうか?
柏のゴール裏といえば、「おバカ」路線。Jはもとより、世界にも通じるオンリーワンのパフォーマンスで名を馳せてました。開幕戦で恒例の花輪、電光掲示板にデカデカと掲げられる「柏バカ一代」・・、突き抜けた「おバカ」っぷり、その醸し出す空気は他サポにとって脅威でした。
どう考えてもサポートに関係ない(笑)花輪や竜の作り物や流しそうめんの竹を持ち込みOKにし、電光掲示板に「柏バカ一代」を表示し、あげくのはてには太陽工務店のみゃ長をピンでぬくTVカメラ・・そう、「おバカ」を支えたのは他ならぬクラブです。
「おバカ」によって、柏のサポートはいろんな意味で注目され、人を呼び、一体感を生みました。「おバカ」は強さの原動力のひとつであったはずです。この改定はそれをあっさりと放棄することにもなります。
発端となった事件は恥ずべきものです。しかし、それに乗じてクラブが「サポート文化」を潰す行為に踏み切るのは行き過ぎではないでしょうか?。なんでもかんでも禁止すればいいとは思えませんし、それが解決策になるとも思えません。この改定には反対です。
これは柏レイソルに限った問題ではありません。「都合悪くなったらなんでも禁止」的な風潮には反対です。別に浦和のゴール裏に花輪や流しそーめんの竹筒を持ち込もうと思ってませんが(笑)、チームを勝利に導くためにいかにサポートするか、の選択肢を狭めるようなことはして欲しくないと思います。