聖湖を出発して松代へ向かいました。市街に離れたところに車をとめ、近くにあった入場無料wの「山寺常山邸」へ。庭園の美しさもですが、池の鯉のがっつきぶりが印象的でした(笑)。
少し涼をとってから象山地下壕へ。ここは太平洋戦争末期、東京の軍事・政府機能を移転すべく計画され途中まで工事されたシェルターです。静かな山の中に突然ぽっかりと入口があいてました。ヘルメットをかぶって入場します。
入り口付近は低く・狭い道でしたが、しばらくすると広めな道になりました。外は夏の暑さでしたが、中はひんやり+少し湿気を帯びてました。いったん突き当たり、道なりに曲がると延々と続く地下道とその先には光が見えます。いくつか出入り口がある模様です。途中で柵でいけなくなっているため、他の出入り口にはいけません。
途中で枝分かれした道がいくつもあります。説明によれば、網の目のように通路が設計されているとのこと。削岩機のロッドがつきささったままのところがあったり、無数の岩の傷といい、相当の難工事だったことがわかります。
のべ三百万人が動員されたとのこと、相当過酷な労働だったと思われます。国の威信をかけた工事だったのでしょうが、平和な世なら無用の長物です。構造物の規模の大きさに驚くと共に、それを作らせてしまった時代状況について考えるものがありました。
聖湖・松代で自分の行きたかったところはおしまい。あとは帰路に就くのみです。90年代J-POPSを聞きながら頭の中を活性化させ続けてました(笑)。途中、藤岡PAでお買い物。ラスクで有名なお店が出店してました、並びつつおみやゲット!。
帰りは実家によったので、混雑の関越道上りではなく、いったん下ってから北関東道へ。渋滞もなくすいすいでしたが、下道が若干かったるい・・orz。来年の開通が楽しみです、といいつつも使うことはほとんどなさそうですが(笑)。
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