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出発の時がくる
もうさよならだね
届くはずのない
この声が聞こえますか
ムラマサ☆:「午前5時の汽車に乗り」
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ある日、ムラマサ☆の「午前5時の汽車に乗り」という曲がすごく好きになりました。
それは思春期のほろ苦い思い出とシンクロしたからかもしれません。この曲をもっとライブで感じたい、そんな想いがムラマサ☆のライブに通うようになった原動力です。昨年、義母がなくなったとき、(歌の世界観とは違うけど)この曲が妙にしっくりして、その気持ちはますます強くなりました。といいつつ、ライブ中は踊ってばっかりで感じる余裕もないけど(笑)。
ラストとなったなんばハッチ、柵と柵の間が狭かったりしたこともあるけど、自分のいた最前列ブロックの右側は踊るお客さんよりも聞きたいお客さんのほうが多かったと思います。端のほうに普通に聞いているお客さんがたくさんいて、踊る気まんまんの自分は多少凹みつつも(笑)、そんなラストライブの空気に同調していきました。
最後ということもあってMCが多めの内容、いつもと変わらない、温かい雰囲気に包まれつつも、コトバの端々にでる「最後」という言葉に終わりに向かって時が刻まれていくのを感じます。
「午前5時の汽車に乗り」をモッシュにもまれながらでなくて、味わって聞きたい。と常々思ってましたが、いつも前列のモッシュ&ダンシングゾーンに突っ込んでいるのでそんな思いはかなうこともなく(笑)。それが今回はたまたま後ろに下がってじっくり味わうことができました。
曲の冒頭でのお客さんの大合唱、
「君は今でも 覚えていますか」
この冒頭で涙が・・・何度も解散ライブを見ているし、年齢的にもそれなりにクールでいられたはずだけど・・涙もろくなっているようです。
最後の最後は絶対にやってくれると確信してた「I say good-bye」で締め。外を出たら11時で余韻に浸る時間もなくハッチをあとにしました。
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君のいない あの場所へ
旅立つ事を 決めた
ああ 涙止めどなく流れ 拭うことなく
いつか見たお星様が
笑っている気がした
ムラマサ☆:「午前5時の汽車に乗り」
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ムラマサ☆のライブを通じて知り会った人もたくさんいます。再びムラマサ☆のライブで会うことはもうありませんが、同じ時、同じ音楽を共有したことは、一つの縁であり、絆だと思います。
旅立った場所は別々でも、戻る場所はいつでもそこに残ってる。そう信じてます。
ムラマサ☆のライブで絡んだ知ってる人も知らない人も有難うございました!。またどこかのライブで一緒に騒ぎましょう!。
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